音の問題
2年後、Uさんはとうとう自宅を賃貸に出し、自分たちも引っ越して別の賃貸住宅を借りてしまいました。
自宅を賃貸に出す際は不動産会社の施工部に頼み、床をクッション材にしたり、クロス張りに替えたりで数十万の痛い出費を伴いました。
「リフォームについて何の知識もなかった私たちが悪いんです。
業者も親戚がらみだったのでかえって強いことが言えなくて・・・。
とにかく精神的にまいった2年間でした」。
マンションリフォームで最も多いトラブルは音の問題です。
建築資材の搬入時の音や工事中の振動音など、工事中はもちろん、Uさんのようにフローリングにする際に遮音材を使用しなかったために典型的なトラブルが起こりました。
コルクが弾性に富み遮音断熱効果があるといっても、特に築年数の古いマンションでは構造的にも防音効果が期待できないのは当然です。
また業者も、コルク材だけでは十分な防音が期待できないことをアドバイスできたはずですが、「聞かれないことは答えない」という業者は少なくありません。
マンションは多くの住民の集合体ですから、近隣の世帯に対して迷惑をかけないためにもリフォームの内容は前もって管理組合などに諮り、工事の確認をとっておくことが大切です。
向日の不動産情報をチェックすることも大切ですが、まずはこうした基礎知識を仕入れておくことが大切でしょう。